なでしこ、なぜ弱い! その原因は？

なでしこジャパンが4大会ぶりに五輪出場を逃しましたね。
5年前のドイツワールドカップ優勝のときには
「なでしこブーム」が起こりましたが、
その後、こんなに弱いなでしこになってしまった原因は
どこにあるのでしょうか？


※http://mynews23.com/4282.htmlより引用

弱いなでしこ　原因①　世代交代の失敗

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ドイツワールドカップで優勝し、一気に開花したなでしこジャパン。
それまでの日の当たらなかった時代を耐え忍び、世界一に上り詰めました。

ただ、これが「弱いなでしこ」になってしまった原因のひとつでもあるようです。

「ドイツ組」は不遇の時期を乗り越えたということで結束力が強く、
その後になでしこジャパンに加わったメンバーは、
いたるところで疎外感を感じていたといいます。

「ボールが来ない」と嘆くなでしこメンバーもいたそうです。

こうなると、「ドイツ以後」の若手選手にとって、
なでしこジャパンはいつしか「行きたくない場所」になっていきます。

こうして、世代交代が進まず、
これが弱いなでしこになってしまった大きな原因のひとつになったようです。

弱いなでしこ　原因②　実戦不足

予選敗退が決まった後、佐々木則夫監督はその原因についてこう語っています。

やはり、実戦的な試合がもう少し必要だったかなと思う。
オーストラリア、中国は連戦、連戦で試合をやってきた。
準備段階で反省をすごく感じている。

今回、なでしこジャパンは最終予選に臨むにあたって2度合宿を行っています。
しかし、その期間は十分ではなく、
アジアの他のライバルと比較して圧倒的に実戦の経験が不足していました。

今回の予選を観戦したある指導者は
判断が遅い。チームとしての意思統一ができていなかった。
練習で何をやっていたのか。
と首をかしげていたといいます。

昨年のカナダワールドカップの後、
宮間選手は優勝できなかった原因について実戦不足を挙げていました。

このときの宮間選手の指摘がもっと活かされていれば、
今年のような弱いなでしこジャパンとは
違ったチームになっていたのかもしれません。

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